堤SXSWへ行く Day3

堤SXSWへ行く Day3

堤SXSWへ行く Day3

2017年03月11日

先日の反省を生かし、早起き (と言っても10時)をし、テキパキと支度を済ませホテルを後にする。テキサスではあまり雨が降らないと聞いていたのだが、昨日からあまり天気がよくない。とりあえず電車でダウンタウンまで向かう。

駅降りたらなんかいた

プレスの関係者には、一日一回専用のラウンジにてドリンクがプレゼントされるようで、行ってみることに。Convention Centerの北向いすぐにテントがあり、入場にバーコードを読み込んでパスをする。中にはバドライト、モンスター、もう一社カクテルを出しているところがあり今日はそこでカクテルをもらった。

味はマンゴー / ピーチ / レモン

カクテルを飲んでいるうちに雨が降ってきてしまい、身動きが取れなくなる。とりあえず雨が降り止むのをConvention Centerで待ち、その間にイベントのスケジュールの整理を行った。今オフィシャルで見ているスケジュールに、アンオフィシャルのスケジュール加わる。まだ拾いきれてないイベントもたくさんある……。

雨がやむのに思ったより時間がかかり、外に出た時にはもうすでにお昼を回っていた。昨晩のピザのダメージが大きく、そこまでお腹が減っていなかったのでそのまま外へ。街をぶらついてみることにする。

フリーモンスター

SXSWは6thストリートという通りが歩行者天国となり、そこに連なる全てのお店でライブが行われる。あらゆるイベントは郊外でも行われているのだが、あくまで中心はこの6thストリートだ。この日は土曜日ということもあり、昨日のうちに行われていた準備も終わり、少しずつ多くのお店から音楽が鳴り始めていた。

どこから音が鳴っているか本当にわからない

折角バッジを持っているので、音楽以外のものも見たいと思っていて、この日はTrade Show (展示会) もまだだっため、街中展示をしているブースを探す。ちょうど6thストリートにパナソニックと、ナショナル・ジオグラフィックのブースがあったので覗いてみることにした。

 

パナソニックいくつかのプロトタイプが展示してあり、説明を聞いているだけでも面白い。個人的に一番いいなと思ったのは、IoTを利用したお昼ごはんの提供サービスで、アプリと連携して食べたいお弁当がロックされた冷蔵庫から取り出せるというもの。本質はお弁当になく、このアプリ連携の認証式のロックにあり、どんな箱にも取り付けができるので、Airbnbなどの鍵の受け渡し等にも使えるとのこと。日本人のお客さんが多かったが、賑わっていた。

次にナショナル・ジオグラフィックのブースへ。並んでいて、入るのに30分ほど待たされた。中に入ってわかったのだが、ブースとは別にバーのようなものがあり、そこのドリンクはフリー。そりゃあ中から人が出てこないわけである。中にはVRで惑星の観察ができたり、写真が飛び出すARがあったり、非常に興味深い仕掛けが多かった。ただ中でかかっている音楽はチャラい感じのクラブミュージックで、抱いていたイメージとのギャップには驚いた。

少し疲れていたので、一度ホテルへ戻り、途中にあったチェーン店らしきところでハンバーガーを食べる。いい加減ピザか、ハンバーガー以外のものが食べたい。休憩したのち、改めて街に繰り出し、Paramount Theaterへ向かう。エドガー・ライトの新作『Baby Driver』が見たいのだ。しかし、到着した時にはすでに行列ができており、Filmのセカンダリーの自分は入場することができず、映画を見ることはできなかった。やはり人気作はセカンダリーではきついのか……。

大人しく映画は諦めて、Peelander-Zのライブを見にTen Oakへ行くことにした。30分ほど待ち、無事に入場。どこに行っても人がいっぱいなのが本当にすごい。Peelander-Zは15年近くSXSWに出演を続けている日本のパンクバンドで、その過激なパフォーマンスが特徴だ。どの曲もキャッチーで、一度聴いたら忘れられないようなキラーチューンが盛り沢山だ。個人的には「beaver! Fever!」のコールアンドレスポンスが好き。

ボーリングをする時に、僕の耳元でガタイのいいお兄ちゃんがずっと「オーマイガ……!」ってつぶやいていたのと、終了後にお姉ちゃんが「Awsome!!!!」ってひたすら言いながら話しかけてきたのがハイライト。

 

ホテルに戻る前にご飯を食べたかったが、24時を過ぎると、ほとんどの飲食店は閉まってしまうので、屋台のタコスを食べることに。タコス美味くてはまりそう。飯を食ってたら、隣に座っていたジョナサンなる大学生に話しかけられた。この日は寒かったのでちょっとだけ音楽の話をして、また会おうと約束をしてお別れ。アメリカ人は気軽に誰にでも、話しかけられるのすごくいいなと思った。

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