堤SXSWへ行く Day9

堤SXSWへ行く Day9

堤SXSWへ行く Day9

2017年03月17日

この日は”Spider House cafe”で行われるPeelander-Zのイベントに顔を出し、夜はダウンタウンへ行く予定だ。Spider House cafeはダウンタウンから少し離れた場所にあり、タクシーで約10分程度北西に向かった先にあり、僕が泊まっているホテルと、ダウンタウンの間にあるため先にこちらへ寄ってそのままダウンタウンへ向かう。

Spider House Cafeは地元オースティンのバンドに愛される会場であり、なんと野外ステージが2つと、屋内ステージが2つもあるかなり広い会場だ。この日は天気も良く、カフェでご飯を食べているだけでも非常に心地よかった。ダウンタウンの会場と違い、Freeということもあり家族連れも多く見られる。バンドサウンドを聴きながら、家族でゆっくりご飯を食べている光景はなかなか日本では見られない景色かもしれない。

 

ここでは地元もコピーバンドから、アイルランドや日本から来ているバンドなど多くのバンドを見た。SXSWがただの見本市ではなく、夕方にはかなり多くのお客さんが詰めかけていて、身動きもできないほど。地元民にも愛されるようなイベントの理由を垣間見ることができる、実にピースフルな会場だった。こういった街をあげての大きなイベントは、そこに住んでいる人の理解がなければ絶対に成功しない。ここで見たバンドではBa.は酔っ払って顔が真っ赤だったThe Travel Guideというバンドと、アメリカのザ・ロックンロールなDaddy Long Legsがよかった。

Daddy Long Legs

夕方頃Spider House cafeをあとにし、タクシーがなかなか捕まらないためバスでダウンタウンへ移動。この日Lemon TwigsやWeezerを見たかったが、大手のバンドは箱張り付きになってしまうことや、副編集長がそちらを見に行くということだったので小さな箱を色々回ることにする。結果見れたバンドは、Snail Mail (Cheer Up Charlie’s) → Salt Cathedral (The Main Ⅱ) → Mt. Joy (Lamberts) → LVL UP (Cheer Up Charlie’s) → Mothers (Barracuda) → Future Islands (Mohawk)である。

この日一番良かったのはLVL UPだろうか。アメリカのライブで一番驚いたことは、その音の大きさだ。法的なゆるさなのか、単純に電圧の差なのかわからないが、どの会場も基本的に日本の1.5倍は音が大きい。その中でもLVL UPは特に音が大きく、迫力があり、縦のリズムもバチっと決まっていたので非常に気持ちがよかった。さらに言えば”ローファイ”、”インディー”の曲が嫌いなわけがない。

 

結局この日ろくにご飯も食べられないまま動き回り、ホテルに帰ったのも26時過ぎ。さすがに疲労もピークだが、この生活も明日で終わりだと思うと非常に寂しい。これで最後だと思い、太るのを覚悟でピザを注文した。ギルティ。

今日見たバンド

The Travel Guide

DADDY LONG LEGS

Snail Mail

Salt Cathedral

MT. Joy

LVL UP

Mothers

Future Islands

堤SXSWへ行く

Day1:https://portla-mag.com/post-10604/

Day2:https://portla-mag.com/post-10658/

Day3:https://portla-mag.com/post-10716/

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Day8:https://portla-mag.com/post-11077/

Day9:https://portla-mag.com/post-11261/

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番外編:https://portla-mag.com/post-11404/

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