堤SXSWへ行く Day5

堤SXSWへ行く Day5

堤SXSWへ行く Day5

2017年03月13日

折角オースティンに来ているので、レコード屋にも行ってみたいと思っていた。この日は夜のライブまで予定もなかったため、ホテルのモーニングででワッフルを食べてからレコード屋へ向かう。もちろんいくつかレコード屋はあるのだが、とりあえずアンオフィシャルのライブ会場にもなっている、一番有力な”Waterloo Records”に足を運ぶ。

Waterloo Recordsは6th Streetを西に20分ほど歩いた場所にある。SXSWのお祭りは、歩行者天国こそ解除されているもののこの付近まで伸びていて、あちこちから音が聞こえてくるのは変わらない。ただダウンタウンから少し離れているせいか、少し落ち着いていて、高級そうなマンションが立ち並ぶ住宅街になっていた。

中は広めのコンビニ2つ分ほどの広さがあり、CDとレコードのコーナーに別れていて、それぞれ新品・中古が販売されていた。その他Tシャツや、謎のおもちゃなど雑多なラインナップだ。最高なのはCDがとにかく安いこと。日本ではインディーズバンドのCDでも、¥2000-3000程度するがこちらではどれも10$前後。ハンバーガーを食べるのと変わらない値段で買える。日本もこれくらいの値段になれば、もっとみんないろんな音楽に気軽に触れられるのかもね。

Waterloo Records

住所:600 N Lamar Blvd, Austin, TX 78703

HP:http://www.waterloorecords.com/

かなり長い時間をWaterloo Recordsで過ごしたとは、”Whole Foods Market”で昼食をとる。Whole Foodsはオーガニック食品を中心とした大きなスーパーで、各地で人気を博しているが、本拠はどうやらオースティンとのこと。ちなみにここでも外でライブを行っていた。

Whole Foodsの中にはレストランもあったのだけど、今回はビュッフェ形式でご飯を食べる。これは好きな食材を好きなだけお皿に盛り、その重さによって払う値段が変わるというもの。この日はようやく晴れて暖かくなってきていたので、ライブを見ながら外で食べる。家族連れも多く、実にピースフルな光景だ。ピリ辛チキンみたいなやつが非常に美味しかった。あとは野菜を全然食べられていなかったので、栄養が補給されていく感じがすごい。

その後一度ホテルへ戻り、もう一度ライブを見にダウンタウンへ。ライブにいく前にSONYのブースがあったので、寄り道。ARやVRの体験型の企画が多く、待ちの行列ができていた。また道端で演奏しているミュージシャンも増えてきた。

この日は”Mohawk”のアンオフィシャルのフリーライブに足を運ぶ予定だった。ここは初日に行ったcheer up cherry’sの横のところで、めちゃくちゃ行列ができていた人気のハコらしい。この日も到着した頃にはすでに500人近くが並んでいて、1ブロック先まで続いていた。とてもじゃないが見ることはできなさそうなので、急遽行き先を変更し、ストリーミングサービスpandoraのショーケースが行われている”Gatsby”へ。こちらはオフィシャルで、有料のイベントだからか、並んではいたものの無事に入場。

ちなみに見たかったMohawkのラインナップ

 

OUTSIDE

 

Christy & Hawley / Bash & Pop / GGOOLLDD / Lizzo / Noname / SOHN / Sylvan Esso

 

INSIDE

 

Muncie Girls / Frankie Rose / Split Single / Adam Torres / MOTHERS

中にはバーカウンターがあり、外に野外のステージが組まれていた。この日の出演はFRENSHIP / !!! (Chk Chk Chk) / Lo Moonだったが、とにかく!!!のライブが最高だった。!!!のライブを見るのは初めてだったが、パーティー感が凄く全員が踊りまくる。後ほどSXSWのプロフィールページを見たら、ジャンルをRockやIndieにするバンドが多い中、ダンスだったのには少し笑った。

途中で抜け出し、出店でソーセージをバンズで挟んだ謎の食べ物を買う。これがマスタードがきいていて、非常にうまく感動した。また値段も7$と良心的で助かった。ご飯を食べ終わったら賑わいを日に日に増していく6th Streetを抜け、”Latitude30″というハコへ向かう。Latitude30はSXSW期間中UKアーティストのショーケースが毎日行われていて、この日はJamie Isaacが気になっていたので、到着してすぐにライブハウスに入り、ライブを堪能。

その後さらにgirlpoolを見るために、”Hotel Vegas”へ移動。Convention Centerから東に20分、かなり町外れまで行くことになった。ただこのHotel Vegas、ステージが3つもあり毎日かなり精力的にライブを行っている。中の雰囲気も最高で、昔映画で見たような、荒野のバーといった様子だ。広めの野外ステージがひとつ、屋内のステージが2つ、手作り感満載の会場は妙に居心地がいい。まるで学園祭のようだが、SXSWの原点ってこんな感じなのかなと感じた。

girlpoolの出演まで時間があったため、Video Ageという地元の大学生っぽいバンドのライブを見る。Templesなどの少しサイケな音像を意識しつつも、あくまで楽曲はストレートなロックで気持ちいい。日本に来てもそこそこマーケットがありそうだと思った。あと地元のおじさん、おばさんもめっちゃ楽しそうに踊っていたのがすごく印象的だった。ちなみに何故かこの日girlpoolはライブが行われず、Meatbodiesというバンドのライブを見て終了した。

今日見たバンド

FRENSHIP

!!!(chk chk chk)

Lo Moon

Jamie Isaac

Video Age

Meatbodies

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