堤SXSWへ行く Day7

堤SXSWへ行く Day7

堤SXSWへ行く Day7

2017年03月15日

昼過ぎにダウンタウンに到着し、まずは腹ごしらえをする。街中を歩いていて発見した、ハンバーガーバーなるものが美味しそうだったので、そこに決めその名も”BIG MOUTH BURGER”を注文。パテが二枚に、チーズ、ピクルス、トマトにししとうが入ったゴージャスなハンバーガーで、こちらへ来て食べたハンバーガーの中で一番美味しかった。値段も通常のハンバーガーなら5$前後と安く、良心的でおすすめだ。

ご飯を食べ終わり、Convention Centerで一息つくために歩いて戻る。14日から始まったSXSW / Musicの影響を受けて、街中にいる人の雰囲気が完全に変わっていた。Interactiveが開催されている時は、アジア人も多く全体的に年齢層が高めで落ち着いた雰囲気だったが、今は若者と黒人が増えて随分と賑やかになっている。街中を歩いているだけでも、CDを配って歩いている人に声をかけられる。気をつけなくてはならないのは、どれもFreeのCDではないということ。タチが悪いやつらはCD-Rに名前を書かせ、あとからお金をせびってくるので要注意を。

 

こんな感じ

Convention Center内にPress Suitsという、プレスメディアの人間だけが入れるラウンジがあるのだが、そこが非常に居心地がよい。Wi-Fiやコンセントはもちろんのこと、各種ドリンクもフリーで、さらにスポンサーの商品も持ち帰り自由。さらにマッサージまで受けられる。18時までしか空いていないが、日中はConvention Centerのオフィシャルライブを見ながら、ここで時間を潰すことにする。

ライブを見に行ったら、Death Cab for Cutieのベン・ギバートのような声が聴こえると思ったらReal Estateのライブだった。ニュージャージーのバンドらしく、USオルタナインディー直系という感じなので、そのあたり好きな人はぜひ聴いてみて欲しい。

その次はTemplesのライブだったのだが、これはもう本当に最高だった。前日までInteractiveでも一番大きい会場になっていた場所なので、スタンドにするとかな一万人近くは入りそうな会場だったが、それでも前方はギュッと埋まっており、ライブ後にはアンコールが求められてた。

夕方まで時間を潰し、ライブの前にご飯を食べる。昨晩米を食べたことによって日本食欲がアップしていたので、6thストリートにある”DARUMA RAMEN”に向かう。いつ行っても常に人が並んでいてこの日もすでに10組ほど待っていた。名前を書き、その場で待機し無事に入店。味は塩・醤油・味噌と一通り揃っていた。塩ラーメンと、梅おにぎりを注文。日本にあってもたまに食べたいと思えるくらい美味しかった。僕は頼んでいないが、アボカドトッピングがおすすめだったらしい。

食事後すぎに隣の”Main”と、”Gatsby”を行き来し、Deep Sea Diver、Jainを見る。バッジを持っている人が思ったより少ないようで、プライマリーはわりとすぐ入れた。Gatsbyに関しては入場規制ぎりぎりだったが、それでも日本に比べれば少し人員に余裕があり、動くのに不自由はないレベルだ。どの会場も快適にライブを見られる数をキープしている。

その後は一気に通りを南へ下り、”Lustre Pearl”という会場へMinus the Bearを見に移動。南の地区は6thストリートの喧騒から離れて、少し落ち着いた雰囲気の会場で地元民らしき人が多い。この会場はタコベル主催らしく、フリービール、フリータコスという天国のような空間だった。Minus the Bearの前にライブしていたBleachedというガールズ・バンドを見て思ったのだが、日本と違って醸成のギタリストが非常に多い。日本だとベースかキーボードが多いイメージだが何故なんだろう。

この日は最後にSpoonを見にまたMainに戻る。今回SpoonはニューLPの発売に合わせて3日連続でMainでイベントを行っていて、毎日シークレットのスペシャルゲストが1バンド用意されているようだったが、なんとこの日のシークレットは!!!だった。まさかこの短期間で二度も見ることになるとは。MCでVo.ニックが「自分たちにとってもSpoonは特別なバンド、みんなで楽しもう」と語り (アンコールを求めるお客さんへの「Hey listen!」って呼びかけめっちゃ格好よかった)、その後のSpoonは大いに盛り上がったことは言うまでもない。Austinの星だもんなあ。

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