堤、モロッコへ行く Day5

堤、モロッコへ行く Day5

堤、モロッコへ行く Day5

7月3日

今日は朝早くにバスに乗らねばならず、早起きを強いられた。0830にはマラケシュ駅を出発する。モロッコでは時に予定より早く出発することもあるらしく、30分前には着きたい。そうすると0730には宿をでたいところだ。

 

とりあえず朝食に昨日買っておいたパンを食べる。身支度をすませ、タクシーに乗りマラケシュ駅へ。今日でマラケシュとはおさらばだ。バス乗り場には砂漠ツアーへ向かう外国人で溢れていた。

白人ばかり
これがチケット

バスは0815にやってきた。定刻通りの出発になりそうだ。チケットを見せ乗り込もうとすると、荷物を下に入れろと言われてしまう。預かり料が10DH。大きい荷物は持ち込めないようだ。パックチケットという荷物を預けるためのチケットを購入、荷物を預け出発した。10分遅れの40分にバスは滑り出した。

 

途中アトラス山脈を越え、何度かトイレ休憩を挟み延々と走り続けている。途中バスの故障があったり、途中乗り込んできた隣のおっさんがワキガ臭くてきつかったこと以外は特に問題はなかった。意外なことに運転は標識を守るし、スピードも常識の範疇、丁寧で運転手も交代制としっかりしている。休憩の度に簡単な点呼も取っているようだ (これはどこまで信用していいか不明) 。風景はゴツゴツした岩山から段々と荒野になり、砂に近付いていくのがわかる。地平線が美しい。正直移動ばかりで語ることも多くなく、写真をお見せした方がいい気がするので今日は風景写真をただただ載せたいと思う。このスケール感があまり伝わらないであろうことが残念。

それとここまでにわかったモロッコのことを箇条書きで。

 

・モロッコ人は話したがり

 

・声をかけてくるやつは、「本当にただのいいやつか / お喋りか / 客引き」のどれかで、98%は客引き

 

・基本的に普通の人はめっちゃいい人。お金を落としたら拾って追いかけてくれるくらい

 

・バスの中にまで乞食はやってくる

 

・男性は大体ワキガ、女性はお香の匂いがすごい

 

・土地は基本的に痩せている

 

・川はほとんど間伐している

 

・ラジオでも定時になるとお祈りが流れる

 

・モスクは周辺で1番高い建物、町中に沢山ある

 

・食べ物にハエが大量にたかっても気にしない

 

・町は馬糞と独特のスパイスの匂い

 

・大体みんなスマートフォン

 

・昼間は街に全然人がいなくて、まじでゴーストタウンのよう (マラケシュのメディナみたいな場所は除く)

 

・家と店の区別が全くつかない (ショーウィンドウ的なものはなく、建物の外観は全て同じ)

 

・朝夕は木陰で寝ている

 

・バスを停めてフトールを勝手に食い始める

 

やや遅れながらも無事にメルズーガへ到着。案内人の家へ向かい飯を食う。今日もまたタジンだったが今まで食った中で1番うまい!ちょい辛で野菜がたっぷり、冷たい水もでてきて最高だった!

 

準備をしてここから2時間、ラクダに揺られていざ砂漠のテントへ。

 

続く

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